お子さんが保育園・幼稚園から小学校にあがるにあたって、様々な疑問や不安を抱えていらっしゃる保護者の方は多いと思います。
また、小学校にあがったお子さんが、慣れない学校生活にとまどったり、困ったりすることもよくあります。
ほんのちょっとしたことでも、事前に知っているのと知らないのとでは、お子さんの学校生活に大きな差が出てきてしまうことも少なくありません。
そこで、大切なお子さんが充実した小学校生活を送ることができるように、入学前に知っておいていただきたいことをまとめてみました。
MOCOPLAには、長年にわたって学校教育に携わってきた者や、保護者の立場としても公立私立問わず学校としっかり関わってきている者が複数在籍していますので、学校側の立場も保護者側の立場も十分に理解したうえで、適切なアドバイスをさせていただくことができます。
この『学校生活あんしんガイド』には、入学前に必要な準備や、学校生活で起こる様々な課題や困りごとを解決できるヒントなどについてまとめています。
こんなことは当たり前、と思われることもあるかもしれませんが、小学校というものを熟知しているからこそ重要だと思う内容にも踏み込んで記載していますので、何かのお役に立つことができましたら幸いです。
小学校入学前から準備しておきたいこと
新1年生は、入学したとたんに、保育園や幼稚園とは全く違う生活が始まりますので、多くのとまどいがあると思います。
小学校生活を送るにあたって必要な準備をご家庭でしっかりやっておくと、入学後にスムーズに活動できます。
ここでお伝えすることは、入学前のみならず、入学後も継続的に取り組んでいってほしいことばかりですが、今からできることは少しずつ準備していってほしいと思います。
生活リズムを整える
ポイントとしては、次の3点です。
起床と就寝は毎日決まった時刻にして、十分な睡眠をとる
小学生の理想的な睡眠時間は、およそ10時間程度とされています。
眠っているときに脳から成長ホルモンが分泌されて、子どもの脳や筋肉、骨の発達が促されるので、成長期には睡眠時間をしっかりとる必要があります。
高学年になると10時間の睡眠時間をとることがだんだん難しくなってくると思いますが、低学年のうちは、しっかり睡眠時間を確保しましょう。
ただし、ただ10時間眠ればいいというわけではなく、起床時刻と就寝時刻はできる限り毎日そろえましょう。
同じリズムで生活することで、子どもの精神も体調も安定します。
例えば朝7時に起きるとしたら、夜9時にはふとんに入れるように、生活リズムを整えてあげましょう。
朝食は必ず毎日食べる
ご家庭での朝の時間はなにかと忙しいと思いますし、お子さんが寝起きで食欲がないということもあるかもしれませんが、朝食をしっかり摂るということは極めて重要なことです。
脳と体のためのエネルギーになる朝食は、毎日きちんと食べさせてあげましょう。
ここで、さらに重要なこととしては、朝食においては、少なくとも一品は温かいものを用意してあげてほしいということです。
忙しいときにはインスタントのものであってもかまいませんので、例えばスープやみそ汁など温かいものを用意してあげてください。
温かいものを食べることで体温が上がり、脳と体がすっきりと目覚めます。
これで朝からバッチリ勉強に集中できますね。
また、噛んで食べることで精神を落ち着かせる「セロトニン」の分泌が促されるのも見逃せないポイントです。
時計を意識できるようにする
デジタル時計をお使いのご家庭も多いと思いますが、お子さんから見えるところに1つはアナログ時計(針のある時計)を置いておきましょう。
小学校ではアナログ時計を見て動く生活になりますし、時間的感覚、数量感覚を養う意味でも、アナログ時計は非常に効果的です。
時計の読み方は、小学1年生で簡単な内容を学び、2年生で詳しく学習します。
そのため、入学前に時計の読み方を完璧にマスターしている必要はありませんが、本人にとって重要な時刻(就寝時刻や家を出る時刻など)については、針の位置で判断できるようにしておきたいものです。
小学校入学前の段階としては、お子さんの生活時刻として覚えておきたい4つの時刻(針の位置)が理解できれば良いと思います。
- 起きる時刻
- 登園時刻
- お風呂の時刻
- 寝る時刻
また、「長い針が〇〇の位置に来たら歯磨きしようね。」など、針の位置でお子さんが時間の経過や時刻を認識できるような声がけができるといいと思います。
人との望ましいかかわり方をする
ポイントとしては、次の4点です。
気持ちのよいあいさつができるようにする
小学生になると、子どもの社会は大きく広がります。
コミュニケーションの基本として、まずはきちんとあいさつができるよう習慣づけましょう。
あいさつは人間関係を築き、仲良くなるための第一歩ですから、きちんと身につけさせたいものです。
無理やり言わせるというよりは、普段からご家庭の中で「おはよう」「おやすみ」と互いに声をかけあうことが大切ですね。
すでにされているご家庭がほとんどだと思いますが、いつも親から声をかけていないか、お子さんが自らあいさつしているかどうか気にしてみてください。
小学校では、きちんとあいさつをすることの大切さについてはさまざまな場面で教育されますし、学校によって指導内容は異なりますが、月や週の生活目標に掲げられることも多いです。
実際に、朝、校門の前に立っている先生方が子ども達に「おはよう」と声をかけても、元気に「おはようございます!」と返す子どもばかりではありません。
うつむいて小さくうなずく程度だったり、中には完全に無視して通っていったりするケースもあります。
人とのかかわりは、まずあいさつから始まりますので、きちんとあいさつができるように教えていきましょう。
相手の顔を見て話を聞き、きちんと返事ができるようにする
普段の生活の中で、お子さんに話しかけたときに、お子さんがいい加減な返事をしていることはありませんか?
話しかけられたらきちんと返事をする習慣をつけることはとても大切なことであり、これは、学校での学びの質にも大きく影響します。
相手の顔を見てきちんと返事をするということは、相手に向き合ってきちんと話を聞いているということですし、相手の顔も見ないでろくに返事もしないということは、相手の話をきちんと聞いていないことに他なりません。
話しかけられたら、相手の顔を見てきちんと返事をするという習慣づけをしておきましょう。
これは、人とのコミュニケーションにおいて極めて重要なことであるとともに、一対一でもこれができないということは、学校での一斉授業において、集中して先生の話を聞くということもできないと思われます。
学校の授業やその他の指導において、先生は一人ひとり全員の顔を同時に見て話をすることはできませんが、間違いなくクラスの全員に対して話しかけ、指導しています。
その際、ぼうっとしていたり他のことを考えていたりしてきちんと話を聞いていなければ、大事なことを聞き漏らして困ったことになりかねませんし、授業中にきちんと話を聞く姿勢ができていなければ、その積み重ねにより学習の遅れが生じていきます。
家庭内でのお子さんとのやりとりにおいても、大事なことはきちんと顔を見て話すようにするとともに、お子さんがいい加減な返事をするような場合は、きちんと返事をするよう伝えるということを根気強く繰り返しましょう。
相手に応じた言葉遣いができるようにする
親や友達とのかかわりにおいては、くだけた言葉遣いでもかまいませんが、学校の先生をはじめとした目上の方々に対しては、ていねいな言葉を使えるよう教えておきましょう。
- おはよう → おはようございます
- うん → はい
- わかった → わかりました など
敬語については5年生で習いますので、低学年のうちから完璧な敬語を使える必要はありませんが、相手に応じてていねいな言葉を使うということは、今のうちからきちんと教えていった方がいいです。
相手に応じた言葉遣いができるようになることで、精神的にも成長が期待できます。
困ったときに自分から助けを求められるようにする
学校の授業やその他の活動において、何か分からないことがあったり困ったりした時は、自分から先生や友達に聞いたり助けを求めたりする必要があります。
授業中は、わからないことがある状況で黙っていたらそのまま授業が進んでいきますので、どんどんわからなくなっていきます。
みんなの前で先生に質問することが難しければ、授業が終わった後で聞きに行くということでもかまいませんが、わからないことをそのままにしておかないように、よくお子さんにお伝えください。
授業以外でも、何か困ったことがあったときに黙っていたら、そのまま見過ごされてしまう可能性が高いので、「自分が困っている」ということを自分からアピールすることが大切です。
また、登下校時など学校の外で何かトラブルがあった場合は、近くのお店に助けを求めたり、大人に声をかけたりするように教えておきましょう。
都道府県によって名称が異なりますが、通学路には「こども110番の家」など、困ったことがあったらすぐに飛び込んで助けを求められる家がありますので、どこにあるかを親子で確認しておくようにすると安心です。
不審者に声をかけられるなど緊急の場合は、「こども110番の家」を探している場合ではありませんので、とにかく走って逃げて近くに大人がいれば助けを求める、または、誰もいないようならどこの店でも家でも飛び込むように教えておきましょう。
身の危険を感じるときはもちろんのこと、そうでなくても、わからないことや困ったことがあれば、誰かに聞いたり助けを求めたりするということは、決して恥ずかしいことではありませんし、それができる子どもは、そのまま放置する子どもと比べて、はるかに大きく成長します。
わからないこと、困ったことをそのまま抱え込まない、ということが大事です。
交通安全の意識を高める
保育園・幼稚園は大人と一緒に登降園するのが当たり前でしたが、小学校に入学したらランドセルを背負って一人で歩いて登下校します。
保護者のみなさんにとっては、交通事故に遭わないか、迷子にならないかなど心配は尽きないと思いますが、実際に、登下校中の交通事故は日本中で起きていますし、交通事故に遭うのは小学1年生が圧倒的に多いというデータもあります。
近年は教科書やノートのほかにタブレットや水筒も毎日持ち歩かなければならないケースが多く、ランドセルの中身は年々重くなっていますので、小さな1年生では体力も心配です。
それに加え、手さげバッグを持つ日もあります。
まずは、入学前に、荷物をいっぱい入れたランドセルを背負ったお子さんと一緒に通学路を歩いてみましょう。
雨の日や夕方は見通しが悪いので、特に気をつけさせる必要があります。
大きなランドセルを背負って傘をさすのも、低学年の子どもにとって難しいものです。
様々な状況で練習する機会を作ることで、不安を減らすことができます。
- 横断歩道の渡り方(右を見て、左を見て、もう一度右を見てから渡る)
- 信号のない道の渡り方
- 歩道の歩き方
- 通学路の確認(雨の日や夕方にも練習しておくと安心)
- 家の住所や電話番号をなるべく言えるようにしておく
- 知らない人にはついていかない
これらはとても重要なことですので、十分にお子さんと確認しておきましょう。
自分のことは自分でする意識をもつ
ポイントとしては、次の3点です。
翌日の学用品の準備は自分でする
小学生になったら(もうすぐ小学生になるなら)、できる限り自分のことは自分でするようにさせましょう。
家庭内で、子どもが自分でできることまで保護者がどんどん手を出してやってしまっていると、学校で困ることが多くなります。
小学校では、35人程度の児童を担任の先生が1人で指導しますので、保育園や幼稚園のように、先生やスタッフが一人ひとりの子どもに手厚いサポートをすることはできません。
入学前であれば、幼稚園や保育園で使うものを保護者の方が準備して翌朝渡すのではなく、お子さんと一緒に持ち物の準備するようにしましょう。
そして少しずつお子さんに任せるようにするといいです。
大人が準備してしまったほうが速くて正確ですが、そこは手を出したい気持ちをぐっとこらえて見守りましょう。
いよいよランドセルが手元に届いたら、まずはお子さんが自分で開け閉めできるよう練習開始です。
家庭内では学用品を置く場所を決めておき、入学後は毎日自分で翌日の時間割通りに必要なものをそろえられるようにサポートしてあげましょう。
また、学校から帰宅したら、連絡帳袋(連絡帳やその日に配布されたプリント)を自分から保護者に見せるよう教えます。
習慣化することで大切な連絡を取りこぼすことがなくなりますし、保護者の負担も軽くなります。
身の回りの整理整頓ができるようにする
小学校では、自分の机の中の引き出し(道具箱)に文房具や教科書、ノート類などをすべて入れて自分で管理するようになります。
自分の持ち物を整理整頓する習慣がついていないと、道具箱の中がぐちゃぐちゃになり、どこに何があるのかよくわからなくなったりして、授業の準備に困ったりすることが増えます。
そのため、普段から自分の持ち物の管理を自分でする習慣をつけておきましょう。
ご家庭でも、お子さんのものについてはすべて置き場所(片づける場所)をお子さんと一緒に相談しながら決め、使ったあとには必ずその場所に戻す習慣をつけましょう。
片付けが苦手なお子さんの場合、使ったら使いっぱなし、出したら出しっぱなしで、親が一生懸命片づけて回っているというケースがありますが、小学校においてはさすがに親が片付けて回るわけにはいきませんので、すべて自分でやらなければなりません。
学用品の準備を自分ですることともつながる話ですが、自分の持ち物についてしっかり理解し、使いたいものが使いたいときにすぐ出せるように、いつも整理整頓しておくということはとても大切なことです。
これがいい加減になっていくと、授業をはじめとして学校生活全般に様々な悪影響が及んでいきますので、普段から整理整頓の習慣を身につけていきましょう。
入浴や歯磨きなどをどこまで自分でやらせるか
入浴や歯磨きなどをどこまでお子さんに任せているかというのは、お子さんの成長の度合いや各ご家庭の状況によって大きく異なると思いますが、小学校低学年くらいまでは、子どもが自分だけで自分の体をきれいに洗ったり、十分な歯磨きをしたりというのは難しいことが多いです。
入浴については、保護者や兄弟姉妹と一緒にお風呂に入るケースと一人で入るケースによっても状況が異なりますが、お子さんが自分の力だけで十分に清潔を保てているかどうかは、しっかり確認が必要です。
これまで、保護者がすべて体を洗ってあげて歯も磨いてあげているという場合は、基本的には子どもが自分で体を洗い、自分で歯を磨くという方向に移行していきましょう。
ただし、自分だけではできないこともありますので、その部分をサポートするというのがいいと思います。
入浴については、洗っていない個所がないかどうか、シャンプーやせっけんなどの流し残しがないかどうかなどを確認し、不足があるようならサポートしてあげましょう。
また、歯磨きは、朝はバタバタとせわしなく、昼は学校で歯磨きができませんので、一日のうちでゆっくり時間が取れる夜は、大人が仕上げ磨きをしてあげましょう。
一般的に、仕上げ磨きの時間は3分以上が目安と言われています。
もう小学生になったのだから必要ないと思われるかもしれませんが、歯科医師からは、仕上げ磨きは永久歯が生えそろう10才くらいまではやったほうがよいと言われます。
1日1回の仕上げ磨きで、十分な虫歯予防になります。
大人がみることで、磨き残しがないかチェックできるだけでなく、歯や口のトラブルの早期発見にもつながります。
これらは小学校の生活とは直接関係ないように思われるかもしれませんが、きちんと清潔を保てているかということや、できるだけ自分のことを自分でやろうとするかどうかということは、実は学校生活にも密接に関わりますので、あえて書かせていただきました。
ひらがなの読み書きについて
ひらがなの読み書きは小学校1年生で学習する内容ではありますが、小学校では教室での指示が黒板に書かれることが多いため、入学前にひらがなは読めるようにしておきましょう。
また、入学したらすぐに自分の名前を書くことになりますので、少なくとも自分の名前はひらがなで書けるようにしておく必要があります。
ただし、文字を書くことに関しては、ご家庭ですと筆順や字形などがいい加減になってしまうようであれば、名前以外の文字は無理に教え込まない方がよいです。
正しい筆順で文字を書くことには意味があります。
- 文字が書きやすい
- 美しく書ける
- たくさん書いても疲れない
などの効果もありますので、学校では必ず正しい書き順で書くよう指導します。
何事もはじめが肝心で、間違えて覚えたり、いい加減に書いたりする習慣がついてしまったものを、あとから修正するというのは、一から教えるよりもずっとたいへんなことです。
文字を書くことについては、最初に正しい鉛筆の持ち方から指導する必要がありますので、小学校入学前から早めに準備をしたいという場合や、小学校入学後に、正しくていねいな文字を書くのが難しいという場合には、MOCOPLAでサポートすることもできます。
MOCOPLAの書き方教室(美文字キッズ)では、えんぴつの持ち方から始まり、正しい姿勢でていねいにひらがなを書く練習をしますので、正しい文字をていねいに書く習慣が身につきます。
必要であればご活用ください。
入学前後の不安の声に答えます
お子さんについての不安
ポイントとしては、次の5点です。
小学校になじめるかどうか、友だちができるかどうか不安
保育園・幼稚園と小学校では、環境も人間関係も大きく変わります。
学校になじめるかどうか、子どもが孤立してしまわないか、仲の良い友だちができるだろうか、と不安を感じられる保護者の方はとても多いです。
もし入学予定の学校に、保育園や幼稚園、その他の習い事において仲良くしていた友達がいたら、少しは安心できますね。
子ども同士もそうですし、保護者同士でも親しい方がいたら、心強いものです。
逆に、ひとりも顔見知りがいない場合、入学をとても不安に感じてしまうかもしれません。
小学校入学と同時に新しい環境におかれ、子ども達自身が一番不安を感じていると思いますので、当然のことながら同じクラスにもともとの友達がいれば、最初のうちはもともとの友達同士のグループができたりします。
わが子だけずっと友だちができなくて、教室でぽつんとしてしまったらどうしようと考える気持ちはとてもよく分かります。
そのような心配が強いようであれば、MOCOPLAのキッズクラブに早めに通われることをおすすめします。
MOCOPLAのキッズクラブは入学前、週1回から通えます。
同じ地域に住んでいる子ども達がいろいろな園から集まって過ごしていますから、入学前に同じ学校に通う友だちを作ることができます。
小学校入学時には、すでに同じ学校に通う気心のしれた友達が複数いる状況になりますので、大きな安心材料になると思います。
また、例えば私立小学校に通うなどの場合、同じ学校に通う友達がMOCOPLAにいないというケースもあると思いますが、それでも事前にMOCOPLAに通うことには大きな価値があります。
特に、学童保育の必要性がある場合は、小学校も新しい環境、下校後の学童保育も全く新しい環境という状況では、お子さんはかなり大きなストレスを抱えることになります。
子どもは柔軟性が高いので、ほとんどの子どもは大丈夫だと思いますが、もしそのストレスに耐えられなかった場合、登校しぶりや不登校につながる可能性もゼロではありません。
お子さんを複数の新しい環境に同時に通わせるよりは、段階を経て新しい環境に移行する方がスムーズであることは間違いありません。
事前にMOCOPLAに通い始めて十分慣れた状況で小学校に進学できれば、仮に小学校でストレスを抱えたとしても、放課後にMOCOPLAでそのストレスを発散、解消させることができて、翌日にスムーズに学校に通えるようにもなります。
放課後にMOCOPLAで気心の知れた友達と楽しく活動できるということがあるからこそ、短時間の小学校の生活(入学当初は給食もなく、短時間で下校です)を乗り切ることはさほどハードルが高くありません。
そうこうしているうちに、小学校でも新しい友だちができて、学校生活が楽しくなっていくと思います。
子どもたちにとっては、複数の安心できる居場所があることが重要だと考えています。
仮にどこか一か所で何かの問題を抱えたとしても、別の場所でそのストレスを発散、解消して、メンタルを切り替えることができるからです。
それが、家庭、学校、MOCOPLAであり、それらがうまく連携できるトライアングルの関係になっていることが理想だと思っています。
MOCOPLAは、第二のホームであることを目指していますので、お子さんにとって心地よく安心して過ごせる場所になるよう、全スタッフが最善を尽くしています。
小学校に入る前にMOCOPLAになじんでいただくことが、お子さんにとっても保護者の方にとっても、その後のすべての安心材料になると思います。
子ども同士でトラブルが起きたら
帰宅後、学校であったことをいろいろ教えてくれる中で、「Aくんにたたかれた」「Bちゃんに〇〇を壊された」など、心穏やかではいられないような話が出てくることもあります。
そんな時、我が子の言い分だけを聞いて感情的になると冷静な判断ができなくなり、話をこじらせてしまうことがあります。
心配なことがあれば、まずは、毎日子ども達と向き合っている担任の先生に相談しましょう。
客観的な視点の意見を聞くと、案外拍子抜けするような他愛ないできごとであることも少なくありません。
親同士がよほど親しい間柄である場合を除いて、相手の保護者に直接問い合わせるようなことは絶対にやめた方がいいです。
小学校では、保護者同士が顔を合わせる機会はあまりありませんし、最近は連絡網を作っていない学校も増えていますから、そもそも個人的に相手と連絡をとること自体が難しいかもしれませんが、仮に連絡が取れる状況だとしても、手っ取り早いからといきなり電話をかけて当事者同士で話すと、こじれる可能性があります。
事実関係がきちんとわかればたいした問題でないケースでも、よくわからない状況で保護者同士で話をした場合、双方が感情的になってたいへんな状況になってしまうケースは多々あります。
基本的なスタンスとして、学校で起きたことは学校で解決するようにしてもらいましょう。
また、よほどのことがない限り、子ども同士のことに保護者が乗り出さない方がいいということも言えます。
子ども同士は納得して仲直りしているのに、親が乗り出したことで親同士がいがみあってしまうようなことにでもなってしまったら、それはそのまま子どもに跳ね返っていき、双方の子どもにとって何もいいことはありません。
また、絶対に避けるべきことは、「もうあの子と遊んではいけない」などと言ってしまうことです。
起こったことについての解決を図る必要はありますが、それは相手の子どもを否定することにつながらないようにしましょう。
逆に、学校からの電話で、わが子が友だちにケガをさせたと知るようなこともあります。
ケガの度合いや相手との関係性によっても方法は変わりますが、ケガをさせてしまったら、謝らなければなりません。
まずは、お子さんにいきさつを聞きましょう。
お子さんの言い分が事実とは限りませんから、冷静に聞くよう心がけてください。
ケガをさせてしまった側のよくある主張として「相手がけんかをふっかけてきた。相手が(も)悪いからこうなってしまった」と言いたくなるものです。
ここで感情的になると話をこじらせてしまうことがありますので、理由はどうあれ、まずは「ケガをさせてしまった」という点については謝罪が必要だと考えましょう。
そのうえで、担任の先生がその状況をどう判断しているかを聞き、どのように対応すべきか相談しましょう。
跡が残るようなケガを負わせてしまった場合は、親子で相手に直接謝罪する必要があるかもしれません。
そのようなときに、相手の子どもも悪かった、というようなことを言い出すと、その保護者がヒートアップする可能性がありますから、謝罪する場合は、とにかくケガをさせてしまったことについてのみの謝罪に徹しましょう。
事実として、原因が相手の子どもにあると考えられる場合は、ケガの件とは別で、担任の先生にその問題の解決策を相談しましょう。
子ども達は、いろんなことをしたりされたり、けんかしたり仲直りしたりしながら、良いことと悪いことについて学ぶとともに、人間関係を深めていきます。
6年間同じ学校で共に過ごしていくのは子ども達ですから、できるだけ望ましい人間関係を築けるようにサポートしてあげましょう。
学力に不安がある
宿題に時間がかかりすぎたり、テストの点数が低かったりという状態が継続的にみられた場合、お子さんが学校の授業についていけていないのではないかと不安に思われるでしょう。
聞こえ方や見え方に不自由がなく、知的に遅れがないのに「文字や文章を読むのが苦手」「誤字脱字が多い」「簡単な計算ができない」など、特定の能力に極端に困難を感じることがあります。
これらの困難は、保育園や幼稚園ではなかなか気づくことができず、小学校入学後に本格的な授業が始まった段階で気づくことが多いです。
これは、お子さんのがんばりが足りないということではないかもしれません。
まずは、お子さんが学習においてどんなことに困っているのかじっくり聞いてみましょう。
学校で学び残した部分を、その日のうちにご家庭やMOCOPLAでフォローしてあげることで解決するのであれば安心ですが、そうでない場合は担任の先生に相談し、支援をお願いすることも検討しましょう。
一人ひとりの特性に合わせた支援や配慮、先生の声掛けひとつでも、お子さんの負担を軽くしてあげることができます。
授業にもスムーズに参加できるようになるでしょう。
なお、MOCOPLAスタディのベーシッククラスでは、少人数できめ細やかな指導を心がけていますので、学校の授業のフォローは安心してお任せください。
落ち着きがなかったり、人と上手に関われなかったりすることが不安
集団生活が苦手で、授業中落ち着いて自分の席に座っていられなかったり、あちこち歩きまわったりする。
よくかんしゃくをおこし、友だちとけんかばかりでトラブルが絶えない。
他にも、空気が読めない発言で会話が続かないなど、お子さんが日常の生活に困難さを感じているようであれば、保護者がひとりで抱え込まずに担任の先生に相談しましょう。
スクールカウンセラーや特別支援コーディネーターにつないでもらったり、教育委員会の相談窓口を紹介してもらったりすることができます。
騒いだり、周りに迷惑をかけたりするように見える子が困った子として扱われがちですが、実はその子自身が一番困っている子なのだという視点からとらえて適切なサポートを受けられるようにしてあげましょう。
誰にでも発達の特性があったり、でこぼこがあったりするものです。
周りの対応次第で、今抱えている困りごとや悩みをぐんと軽くすることができます。
大人も子どもも、困ったときは周囲の誰かに頼っていいのです。
MOCOPLAのキッズクラブでは、毎日みんなで活動する時間を設け、人との望ましい関わり方やルールを守ることの大切さ、みんなで作り上げることの喜びなどを感じられる協働活動(アクティビティ)を行っています。
継続的に人との関わりを学ぶことでコミュニケーションが円滑にとれるようになり、学校生活での困難も改善されることが期待できます。
学校へ行きたくないと言われたら
入学当初は張り切っていたのに、突如始まってしまうのが登校しぶりです。
これは珍しいことではなく、誰にでも起こる可能性があります。
そして、きっと誰もが戸惑ってしまうと思います。
こんな時、「休み癖が付いたら大変だ」と問答無用で学校へ引きずっていくこともあるでしょうか。
各ご家庭の方針ですので口は挟めませんが、何とも心が痛みます。
まずは、どうして学校へ行きたくないのか、しっかりとお子さんと向き合い、話を聞いてあげてください。
緊張が続いて疲れてしまった、体調が悪かった、学校で心配なことがあるなど理由は様々で、ひとつではないかもしれません。
また、お子さん自身、はっきりした理由が分からないことも多いです。
でも、聞いてくれたということがお子さんの安心につながります。
自分には絶対的な味方がいるという事実が、一歩を踏み出す力になるのです。
登校しぶりがあることは、担任の先生にも伝えておきましょう。
先生も忙しいのだから、こんな事を相談したら迷惑なのでは、などと考えず、小さなことも早めに情報として知っておいてもらいましょう。
先生も意識してみてくれるようになりますし、配慮できることはしてくれます。
「みんながあなたの味方だよ!困ったら先生を頼ろう!」というメッセージが自然と伝わるといいですね。
とはいえ、ただただ見守り、待っているだけでは解決しないことも多いのが現実です。
不登校の長期化を阻止するには、はじめの10日ごろまでが勝負ですから、周囲の大人が協力し合って登校刺激を与えることが必要です。
担任の先生に家庭訪問に来てもらったり、クラスメイトや近所の友だちに迎えに来てもらったりすることも含め、どのようなサポートができるかを先生に相談しましょう。
この時期に打てる手はできるだけ打つことが重要です。
また、学校での居場所は教室以外にも作ることができます。
例えば、保健室なら抵抗なく通えるという子もいます。
いずれにせよ保護者がひとりで抱え込まず、周囲に相談しましょう。
MOCOPLAにご相談いただけば、担任の先生にどのような相談をしたらよいのか、ご家庭でどのような配慮をするといいかなどアドバイスできると思いますので、ぜひ頼ってくださいね。
学校や先生に対する不安
ポイントとしては、次の3点です。
先生と顔を合わせる機会がなく、学校の様子がわからない
保育園、幼稚園の時は、降園時に先生がその日の様子を直接伝えてくれたり、連絡帳などでまめに様子を伝えてくれたりしていたかと思います。
それに対して、小学校では担任の先生と顔を合わせて話す機会はほとんどありませんし、何か特別なことでもない限り、担任の先生が一人ひとりの連絡帳にていねいにその日の様子を書いてくれることはありません。
年に数回の保護者会と10~15分程度の個人面談があるのみです。
ですから、お子さんの日々の様子が伝わってこないと感じる保護者が少なくありません。
宿題や翌日の持ち物もお子さん自身が連絡帳にきちんと書いてこなければ、わからないままになってしまうこともあります。
学校でのお子さんの様子を知るためには、保護者の方から情報を得るための行動をする必要があるのです。
よくある方法としては、お子さんの友だち(特にしっかりしたお子さん)の保護者と仲良くしておき、ちょっとした疑問(例えば、今日は宿題がないと言っているけど本当か?など)はLINE等で聞くなどがあります。
お子さんがプリント類をなかなか持ち帰ってこなくて学校行事の予定や準備などがよくわからないというようなときも、担任の先生に聞くよりはずっとハードルが低いですね。
親しい保護者の方がいらっしゃらない場合で何らかの疑問や不安がある場合は、緊急な場合でなければ、具体的な内容を連絡帳に書いて担任の先生に質問しましょう。
また、子どもに読ませたくない内容の場合は、連絡帳ではなく手紙にしてしっかり封をし、子どもに持たせましょう。
毎日のように連絡帳や手紙などに質問を書いてやりとりするというのは現実的ではないかもしれませんが(その必要があるようでしたら、別の解決法を考えた方がいいので)、疑問や不安はため込まないようにしましょう。
困りごと等を担任に相談したい場合はどうしたらいいか
学校生活でお子さんが困っていたり、保護者として不安なことがあったりして担任の先生に相談したいときは、連絡帳や電話などの手段を使って、その旨を担任の先生に伝えましょう。
込み入った話であれば、文章のやりとりではなく、電話もしくは対面で相談した方がいいです。
重要度の高い内容は、できるだけ対面で相談しましょう。
緊急なことでなければ、まずは連絡帳や手紙等でいいと思いますが、電話もしくは対面で相談したい場合は、連絡帳に、相談したいことがあるので時間をとってほしいという旨を書いて、電話もしくは対面で相談できる日時の都合を聞きましょう。
急ぎの場合は、直接学校に電話して担任の先生を呼び出してもらいましょう。
朝は保護者のみなさんも忙しいでしょうし、先生方も忙しいだろうから放課後に電話しようと考えられる方が多いと思われますが、実は、学校への電話は朝の時間がもっともつながりやすいです。
放課後は会議や出張等が入っていて終わり次第帰宅されることもありますし、保護者の方々の仕事終わりに電話しようと思うと、遅い時間になっていてもう退勤されていたり電話がつながらなかったりということもあります。
一般的に、子どもの登校時刻の30分前くらいから登校時刻くらいまでの時間帯がもっともつながりやすいと思います。
話の内容にもよりますが、朝の時間帯に込み入った話をすることは難しいものの、アポイントだけとって、その日のうちに先生とじっくり話をすることは可能ではないかと思われます。
ちなみに、学校によっては、先生方の勤務終了時刻後(学校によって17:00であったり17:30であったり様々です)には、学校の代表番号に電話をしても留守番電話になっていてつながらないことがあります。
この場合、電話は機械的につながらないということになりますが、あまり遅い時間帯でなければ学校には先生方がまだ残っています。
もし緊急のことであれば、直接学校に行って担任の先生がまだいらっしゃるかどうかを聞き、退勤後であれば、(先生の携帯番号などを聞くことはできませんが)緊急の内容であることを伝えて、担任の先生の方から電話してもらうようお願いしましょう。
当日中に相談すべき内容であれば、おそらく当日中に電話をもらえると思います。
困りごとや悩みごとは、できるだけ早く解決したいものです。
重要な内容であればあるほど、解決しないまま(解決の方法が見えないまま)ため込んでしまうと、あとで大きく爆発してしまう可能性がありますので、その都度解消したほうがいいです。
担任に相談しても解決しないと思った場合はどうすればいいか
基本的な考え方として、お子さんの学校生活における相談ごとは、まずは必ず担任の先生に相談するべきです。
仮に、担任が新規採用で初めて教員になったばかりの先生であったり、経験の浅い若い先生で頼りないと思ったりした場合でも、これだけはきちんと筋を通すべきですので、まずは担任の先生に相談するようにしましょう。
そのうえで、担任の力では解決する見込みがないと思われた場合は、管理職の先生に相談しましょう。
都道府県にもよりますが、学校には、校長、副校長(もしくは教頭)、主幹、主任など、さまざまな立場の先生がいます。
各学年には必ず学年主任という立場の先生がいらっしゃいますし、新規採用の先生には、指導教諭(その先生を指導する立場の先生)がついています。
新規採用の先生の場合は、重要な相談をする際には指導教諭の先生にも同席してもらうのがいいと思いますが、それでも解決しない場合は、理想的な流れとしては、学年主任に相談、副校長(もしくは教頭)に相談、校長に相談、ということになります。
お子さん自身の個人的な課題等の相談であれば、担任の次は学年主任でも副校長(もしくは教頭)でも相談しやすいベテランの先生に相談するということでいいと思いますが、そうではなく、学校として改善・解決してほしいという内容であれば、担任の次は直接校長に相談することをおすすめします。
例えば、学年主任はその学年の担任のとりまとめ役ではありますが、別の学級の担任であることがほとんどで、他のクラスの保護者の細かい対応までは難しいことが多いです。
副校長(もしくは教頭)は、その人柄にもよりますので一概には言えませんが(詳しくは書きにくいのですが)、最終的には校長に判断を仰いで校長の指示により行動することになるので、それであれば校長に直接相談した方が早いということになります。
たいていの場合、担任では解決できない問題が生じた場合の窓口は副校長(もしくは教頭)になりますが、より重要な問題であれば、「校長先生に直接相談させてください。」ということを伝えれば、校長が対応すると思います。
学校の最高責任者であり決定権者であるのは校長ですから、校長に相談するのが最も早いです。
校長に相談する場合、担任に同席してもらうかどうかは必要に応じて保護者が依頼すればいいと思いますが、重要なことは、現在抱えている問題を学校として解決できるのかどうか、ということにつきます。
校長が何をしてくれるのかということを具体的に聞くということが大切ですね。
本当に深刻な問題でない限り、校長に相談すれば何らかの改善が図られると思います。
ケースとしては少ないでしょうが、校長に相談しても解決の方向に向かわない場合や校長が全く信頼できないといケースもあるかもしれません。
その場合、教育委員会に相談するという手段もあるといえばありますが、よほどのことでない限り、教育委員会に相談することに意味はありません。
校長が問題の当事者でない限りは、教育委員会の担当者は校長に状況を聞いて対応を促すだけです。
つまり、校長に相談しても解決しないようなことは、誰も解決できないと言っても過言ではないかもしれません。
では、そのような場合はあきらめるべきかというと、そうではありません。
そこまで深刻な問題を抱えることはめったにないと思いますが、そのようなときには(そこまでいく前に)MOCOPLAにも相談してみてください。
MOCOPLAには公立学校にも私立学校にもがっつりかかわってきた教育関係者が複数いますので、相談に乗れることは多いと思います。
実際に、通常では解決できないような問題に対して、通常では考えられないような対応を学校にお願いして、問題を解決することができたケースもあります。
お子さんが通われている教室のスタッフでなくても、MOCOPLA本部の経験豊富な者が相談に乗らせていただきます。
すべての問題を解決できるかというと、正直なところ「自信をもって解決させます!」とは言えませんが(おそらくそれは誰にも言えないと思いますが)、少なくとも、「お子さんのためになる解決法を保護者の方と一緒にとことん考え、精一杯のアドバイスをさせていただきます!」ということはお約束いたします。
おわりに
最後に、保護者のみなさんにぜひお願いしたいことが2つあります。
絶対にしないでほしいこと
お子さんの前でこれだけは絶対にしないでほしいということがあります。
それは、「子どもの前で先生の悪口を言わないこと」です。
日々の生活の中で、学校や先生に対して不満をもつことは多少なりとも出てくるものですが、そんな時に学校や先生の悪口めいたことをお子さんの前では言わないでいただきたいのです。
なぜなら、それを聞いた子どもは先生の言うことを聞かなくなってしまうからです。
いくら先生が子どもに良い働きかけをしても、まっすぐ受け取れなくなってしまうのです。
親が批判や否定をしている大人を、子どもが信頼できなくなってしまうというのは言わずもがな、ですね。
特に、担任の先生に対する批判は絶対にやめた方がいいです。
小学校は学級担任制ですから、毎日の指導の大半は担任が行います。
学校の授業の大半を一人の先生がするわけですから、その先生を信頼できなくなれば、そこで得られるものの効果は極端に下がります。
同じ時間を過ごしているのに、その先生から学べることの質が大きく下がり、それはそのままお子さんにとっての不利益となります。
もし、先生に物申したいことがあれば、ぜひ直接伝えていただきたいと思います。
子どものためのことならば、先生も一緒に考え、改善してくれるのではないでしょうか。
保護者も先生も、子どもたちの健やかな成長を願うサポーターという仲間なのです。
大人たちがより良い関係を築き、子どもの成長を一緒に見守り支えていくスタンスでいましょう。
ぜひMOCOPLAを頼ってください
学校の先生に相談しづらいことや、相談しても改善に向かわないようなことがあれば、ぜひMOCOPLAを頼ってください。
一般的には、学校には学校のことしか相談できない、塾には塾の勉強のことしか相談できない、、、と思われていますし、実際にそれ以外のことを相談すると、「それは私たちがアドバイスできる内容ではない。」というような対応を取られることが多いですが、MOCOPLAは違います。
MOCOPLAはお子さんにとっても、保護者のみなさんにとっても、誰にとっても居心地のよい、何でも相談できる心の拠り所を目指していますので、お子さんや保護者のみなさんがお困りになっていることであれば、何でも相談できます。
MOCOPLAに関することでなくても、学校のことでも、ご家庭のことでも、その他のことでも、お子さんのためになることであればどんな相談もお受けします。
MOCOPLAには様々な経験をしている者が多数在籍していますので、何らかのお力になれると思います。
保護者のみなさんにとっても、お子さんにとっても、何でも相談できる場所が1つでもあるというのは、それだけで大きな安心材料ではないでしょうか。
そうやってMOCOPLAを活用していただければと思います。